↑それはなぜって?
菊川発祥の深蒸し茶をアピールできる名物を発信する!
その為には、
手羽先のマニアが集まる手羽先サミットの会場で
なるべく沢山の人に菊川深蒸し茶を使った美味しい手羽先を提供する!
これが私ができる、私が考えた菊川アピールの近道だと思ったからです。
私が出来ることは、料理を作る事しかできませんから。
本音を言います、
もっと沢山の人に私の手羽先を褒めてもらいたかったのです!ww
2月に参加の依頼をし、イベント関係者には数ある応募の中から侘寂の『あまから手羽先』の出店を選んでいただきました。私の熱意に賛同していただた事なのだと思います。
ありがとうございました。
注:なぜ今回『あまから手羽先』と命名したかというと、甘めの味付けなので「甘い」イメージを持ってもらってからじゃないと、食べた後に「うわっ 甘いじゃん」みたいな感覚が生まれる可能性があるからです。先に甘いイメージを持ってもらえば「甘いだけじゃないじゃん」の感想になると思うんですよね。
何とか深蒸し茶の特性を生かせないものかと、生産者の方、販売者の方、
お客さんで来ている大学教授や、お医者様や、近所の飲んだくれに意見を聞きました。
その結果、
カテキンの防臭効果を生かし鶏肉を抹茶で揉み込み余分な水分を抜き(こうした製法を『緑茶鶏』と呼ぶことにしました)、
洗い流さずそのまま衣付けして揚げることにより、うまみ成分のテアニンをも生かす!
これです!これなら良くある緑茶を使った料理より斜め上を行く使用法なのではないでしょうか。
菊川のどの店でもマネできますしね。
(※緑茶鶏、これはハッキリ言って緑茶と鶏を使った料理の発明です!)キッパリw
今年の2月より1人で準備してました。
手羽先マニアの心を掴むにはどうしたらいいか、と考えながら。
細かなことはここには書きませんが、数か月間、色々と考えてしまい眠れない日々が続きました。
今まで露店営業すらしたことがない私には、来場者が10万人を超えるイベントでの出店は
スパーリングすらしたことがないのにK-1に挑むようなものですからwでも、これくらいしないと菊川の人は誰も相手にしてくれないのは分かってましたから、逆にそれがやり切ってやる!との気合になりました。
前日に私の車に全部荷物を積み込んで行ったので、近所の人にはきっと
「夜逃げ」に見えたことでしょう。
手羽先サミット当日、アウェー感をビシバシと感じる中、無名な私のブースには
他ブースより客入りは少なかったと思いますが、購入者からは「一番おいしかった」との
意見を多く聞けました。、何度も買いに来てくれる方もおり疲れもすっ飛ぶ栄養剤になりました。12店(コンテスト参加店)+4件(殿堂入り)の有名店が軒を連ねるなかですよ。
菊川から来てくれた常連さんもいましたし、浜松の会計士の先生、東京のDaiさん、
愛知のはらともちゃんにも来てもらい、超疲れてたんだけど、元気を貰いました。
差し入れサンキューです!!
一人でできることは限られてますから、設定数を少なめにせざるを得なかったのですが、
やはり設定数を大きく超えるご注文で、最終日の終了2時間前に売り切れ御免となってしまいました。設定数を多めにできなかったのでさっさと閉店してしまいイベント関係者には申し訳なかったです。。。でも近く(金山駅)で深蒸し茶のイベントをやっていた観光協会の方のほうがもっと早く設定数を終えてましたけどw
少なめの設定の為お店で出している物と遜色ないものが出せたんじゃないかと思います。
ただ、お持ち帰りの場合も考慮して店内調理に比べ過加熱にしているのでジューシーさは少し欠けるかとは思いますが。この辺は想定範囲内です。
あまりツイッターなどはやらないのですが、嫁が「好評のツイートが沢山載せてくれてあるよ」と、私もネットで検索してみました。
購入者の割合で言うと、当店に投票してくれる人が非常に多かったとお聞きしました。
あと、イベント関係者の評価も高かったと後から聞いて、やって良かった~としみじみ思います。
なにより、当初の目的(なるべく沢山の手羽先マニアに美味しいって言ってもらう)を果たせたことを一番うれしく感じています。
一人きりで進めてはきましたが、当日に手伝ってくれた現地スタッフの方々、イベント関係者、来店してくれた方々、アウェーなのに当店の手羽先にお金を払ってチャレンジしてくれたお客さん、当日元気をくれた家族、あと、セコンドに付いて様々な露店営業のノウハウをくれたDaiさん(インスタのメッセ越しでw)、
ありがとう!!感謝!!!
重い腰だった菊川観光協会さん、パンフをご用意してくれた菊川茶業協会さん、次回はお願いしますね^^←プレッシャー
手羽先サミットの経験は、私を一皮も二皮も剝いてくれました。
またイベントがあったら出店してアピールしたいと思います。
ちなみに看板の『手羽さき』のイラスト、嫁が書いてくれたんですよ。
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